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最近不思議に思うこととか [雑記]

こんばんは、セラミックです。
オーディオやってると不思議に思うことって、色々ありますよね。
だけど恥ずかしくて人に聞けないことや、失礼に当たりそうなことってありますよね。
今回はそんな少し人に言えない、不思議に思うことを書いていきたいと思います。

私なりの考えは書きますが、こういう考え方もあるのでは、と意見があれば、どしどしお願いします。
そして、一部の方に不快な内容になっているであろうことを、あらかじめお断りさせていただきます。
内容は主に改造(自作)について、です。
また、これはだいぶ前から思っていたことで、最近(今年)出会った方々への批判ではありません。
しかしながら、ああ、やっぱりそう言う観点なのだな、と考えさせられたこともありますけれど。












・どうして、スピーカー派だとスピーカーの自作が多いのに、ヘッドホン派はアンプの自作が多いの?

スピーカーだとエンクロージャーとかユニットとかが売っていて、自作しやすい。
ヘッドホンはハウジングとかドライバとかバンドとか、自作向けに売られていることはない。
アンプはどちらも自作する人がいるけど、上記のような状態のため、ヘッドホン派が目立つ。
という感じでしょうか。
ヘッドホンの自作する人とか出てくると面白いのになあ、と思っております。



・どうして改造(自作)するの?

自分の求める物が市販品にないから。
違いはあるでしょうが、集約すればこの一言でしょうか。



・改造(自作)のメリットって何があるの?

・・・・・・自分の好きなように出来ること。



・改造(自作)のデメリットは何があるの?

失敗する可能性がある。その高低は人それぞれ。







さて、基本事項の確認はここまでにして、以下がっつりと書いていきます。



ヘッドホンアンプ、とりわけポータブル用のものを改造(自作)する人って、最近多いですよね。
面倒なんで以下、(ポータブル)ヘッドホンアンプをアンプ、改造(自作)を改造と言います。
以前から、ケーブル自作する方はいらっしゃいましたが
アンプの改造は昨年、一昨年くらいからさかんになった気がします。気のせいでしょうか?

Dr.DACとiBassoのPシリーズの影響で改造が強まったように思います。
もちろんその他の海外アンプも影響はしているのでしょうが。
まあ、今回の不思議に思うこととは無関係なので細かい詮索はしません。



さて、改めて改造のメリットを細かく考えますと
1:最高の音を求めることができる。
2:市販品に比べて予算やスペースの点で優れながら、いい音にできる。
3:自分の好きな音作りができる。
4:自作を楽しむ。
のような違いに分けられるのではないかと思います。

私個人の考えでは、これらに優劣はないかと思います。
ただ、指向性は間違いなく違います。
そして、この指向性の違いを互いに認識せずに話すと大変なことになります。
1に近づくほど音楽をいかに楽しむかを考えており
4に近づくほど音の変化をいかに楽しむかを考えている、ということになると思います。

まず、1ですが、これを求めて改造している人はほとんどいないのではないでしょうか。
ポータブルなら限界が見えるでしょうし、途方もない労力と財力がいるでしょうから。

そして、4もほとんどいないでしょう。私自身、言えた立場でないところもありますが
オーディオ好きな人って「あなたは音を聞いてるのですか、音楽を聞いているのですか。」
と問われると、なぜかほとんどの方が「音楽」と答えますからね。





さて、分かりにくいは2と3です。言い古されていることですが
いい音と好きな音との違いってやつは厄介です。

好きな音を求める、これ自体は個人の話では結構なことです。
しかし「好みの音をいい音と思ってもらおう」という考えが生じてしまうことがあります。
そんなことないぞ、と否定する方は大勢いらっしゃるでしょう。
しかし、逆に「いい音・最高の音を自分の目指すものにしよう、自分の好みにしよう」
この考えを否定する方ってどうでしょう、ほとんどいないのではないでしょうか。
これが厄介なのです。



では、その「いい音・最高の音」ってなんですか?
CDなりなんなりを忠実に再生することですか、どうすればそれができるのでしょう?
データですか、それは結構なのですが、どこまでが測定可能なのですか?
結局はアナログな耳になってしまいますよね。
しかも悲しいことに人間の耳、感性って違いますよね。
それまで聞いてきた音楽やら素養やらに左右されるところですよね。
つまり、個人というものは消しきれませんよね。

私も「いい音・最高の音」ってあると思いますよ。
なんでしょう、だけどその存在って現実的なものでなく、一種の理想なんですよ。
だれしもが求め、満足するような音という理想。
そんなもの存在しないとおっしゃるかも知れません。ですが、理想目指して頑張りたいものです。
しかし、頑張っていこうとする、その最初の足元って何でできてるのでしょう?
自分の感性じゃありませんかね?


ま、早い話が
「いい音・最高の音」を目指すにしろ、その立脚点は自分の好みから。
ってことですね。


なにを当たり前のことを、とお思いの方も多いでしょう。
だけど、これが難しい。
どうやって個人的な好みをなくして、理想に近づくか。
方法としては知識を深めていくことと批判を受けていくことでしょう。
そのためには個人で勉強することはもちろん、色々な人とそれこそ討論することも大切でしょう。



さて、少し話がずれていましたが、ここからが本題なのです。
率直にいえば、私は半端な理由で機器の改造をしている人の心境が不思議でたまりません。
自分の求める物を持って自作する人は大いに結構ですが
改造をして無批判にそれをいい音だと考えるような人はハッキリと嫌いです。
またそれ以上に、改造する人を手放しで「すごーい、尊敬するー」とか言う人は驚愕してしまいます。
まあ、大半は社交辞令でしょうけど。
オーディオって、どうやったら音楽を最高の音で楽しめるかを模索するもの、じゃないのですか?
なら、音楽はひとまず置いておくとして、音でしか評価が出来ないじゃないですか。
ならお世辞にも良くない物作ってる人間ですら尊敬するというのは、軸がおかしいのでは。
そりゃ機械いじれる人間なら私だって尊敬しますよ。自分に出来ないことできるだけですごいです。
だけど、オーディオって基準からみれば、ずれてますよね。


またも、話がずれました。尊敬する君は意味不明ってことでいいのですが
改造する方の何が好きじゃないって、基準の設け方が曖昧なところです。
好みと理想との間で、どっちを目指しているのかよく分からない。
「よく分からなくなる」ことはオーディオではよくあることですが
どっちを目指してるのかすら、分からない・伝わってこないのでは悲しいではありませんか。
しかも、部品や構成のしかたを色々と語る人が多いから好きじゃないです。

ある種の僻みかもしれませんが
コンデンサがどうとかオペアンプがどうとかディスクリート最高とか言われても
わたくし、チンプンカンプンですの。
生意気なのかもしれませんが「で、どうしたら音良くなるの?」って聞きたくなっちゃう。
いい部品使えばいい音になるの?
たくさん部品使えばいい音になるの?
どういう回路組めばいい音になるの?
どうして半田ですら音変わるらしいのに一つ一つの部品の音なんて言えるの?


また、改造前提の機器をオーディオ機器として売るのもどうなのでしょう。
趣味をオーディオから機械いじりにしたいのかしら。
機械いじりはオーディオ屋さんに任せましょうよ。
それとも市販品のどんなものよりもいい音出すアンプ作れる自信があるのですか?

今はできなくとも、いつかそうなるつもりでやっている、というかたもいるでしょう。
それならなおさら、部品ではなく音で勝負しましょう。
気概のある方は大歓迎です。

でも、そうじゃないならどうなるのでしょう?
市販品で自分のひとまずの限界点よりも上のものがあるならば
どうしてそれ買うだけじゃダメなんでしょう?
安上がりにはなりませんよね。それだけの労力と時間があればなんとでもなるでしょうし。
労力と時間をかけずとも、いいアンプを簡単に安く作る術があるのなら
ぜひとも教えてもらいたいです。



えーと、支離滅裂で色々と長くなってしまいましたが、まとめます。
私は改造好きがオーディオをしてるのか、機械いじりをしてるのかが分からないです。
私は自作はできませんし、改造する気もなく、部品については知ろうとも思いません。
私は部品でオーディオを語ろうとする人間が好きじゃないです。
私は出音でしか判断できません。まあ、使い勝手も多少は気にしますが。
私は市販品だろうと自作品だろうと音楽をいかに楽しめるのかというオーディオの観点で考えてます。

あなたはどうですか?






※4/9 午前4時追記

調子に乗って、ちょっと過激な文章となってしまったので、一部訂正しました。
そしてツイッターの方で色々と意見いただきありがとうございました。
今回、理想の音が~ということでオーディオというものを定義しようとしたところに
意見が集中したように思いました。
以前にも、過激な文章書いたこと(こちら)がありまして
こちらの時には好みというものが結構否定されたのかな、と感じていました。
なので、オーディオやる人には好みを否定した文章で書いた方がいいのかなと思って
今回のようなテイストになったのですが、それはそれで面白かったです。

自作も改造もやったことないのに否定するな。という意見がごもっともだと思ったのですが
そう言ったことではなく、本当に貴重な意見を言っていただけたのがとてもうれしかったです。

今回の記事で改めて、「オーディオするって何をする趣味なの?」ということと
「オーディオを構成する要素はどこまで細かく考えるべきなの?」ということが
人によってかなり違いがありそうな要素なのだと思いました。
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とっきぃ

リムってって言われると読みたくなったので、読んだついでにコメントでも。

>>オーディオって、どうやったら音楽を最高の音で楽しめるかを模索するもの、じゃないのですか?
その考えには同意します。でも、「万人に対して」の最高の音か、と「自分に対して」の最高の音で楽しめるかというのはまったく変わってきますよね。自分の場合は「自分の好みの音」を作ろうとしていて、その中でも特に中価格帯の物で構成しようとしてます。(単純に金がないというのもあるけど)
金があれば単純に金を積んで自分が聴いて「いい音」を出してると思える環境を整えればいいだけですから。

>>個人的な好みをなくして理想に近づく
理想点に到達しましたーでも好みじゃありませんでしたー、ってその音作りに意味があるのか。理想は、自分の好み・趣向の延長線上にあるのだと思うのですが・・・。

4の自作を楽しむ、はほとんどいないでしょう。と書いていますが、自分は自作を楽しんでるクチです。オーディオの観点からみるとハズレてますが、それも確かな楽しみ方だと思います。自分の周りしか見ていないから何ともいえませんが、少なくとも自作を楽しんでない人はいません。むしろ自作を楽しんでる人の方が多いですね。

考え方の違いは「オーディオ」という言葉をどう捉えてるかの違いじゃないかと。自作・改造し、自分の好みに音を作るか。単純に、いい音・最高のを突き詰めていくか。考え方は違えどどちらも「オーディオ」が好きだということには変わりはないと思います。

自分の意見としては、
アンプ・ケーブルを作ったりパーツを弄ったりするのも、売られている物を購入し、機器同士を接続するのも、結局のところどちらも「再生環境」を作っていることに変わりはないという考え。
「オーディオ」は趣味であり、自己満足。音作り・自作(改造)など含めた中でどれだけ自分が満足できるかが重要であると思っていること。

自作に気を取られて音が迷走するのは問題ですが、「機械いじり」自体をオーディオではないと突き飛ばすのも違うと思います。

難しいところですね。
by とっきぃ (2010-04-09 01:26) 

セラミック

とっきぃさん、こちらでは初めまして。
Niceとコメントありがとうございます。

私としては「万人に対して」の最高の音ですかね。
そのカッコつけて書いたイデア的~ってのがそういうものなので。
私の考える理想とは、個人の好みを超克した理想であり
万人が素晴らしい音だと思えるような音があるのではないか、と思ってます。

>>考え方の違いは「オーディオ」という言葉をどう捉えてるかの違いじゃないかと
確かにその通りですね。「音楽があって、機器がある。がオーディオ」か
「機器そのものがオーディオ」か、は完全に統一された言葉ではありませんからね。

しかし、自作を楽しむ、のは結構なのですが、じゃなんでオーディオ機器なの?
という疑問が出てきます。なんでプラモデルじゃダメなのかなーとか思ったり^^;

部品と機器との違いはそれ一個を製品として出す中での音作りの違いかと。
部品にはどんな組み合わせもできる夢がありますが
機器にはメーカーの名前という現実があるとおもいます。
部品にもメーカーの名前はあるとおもいますが
寄与の差と夢を現実にして出す覚悟の差は歴然かと。

趣味を選ぶのは自由でも、その中で無秩序ではないと思います。
「機械いじり」をオーディオでする動機付けがいまいち分からないのですよね。
結局音楽に行きつきませんか、動機が。
そしてそれを個人の好みだからと言って変えることに怖さを感じませんか?
私が臆病者だからなのかもしれませんが・・・・・・
by セラミック (2010-04-09 03:02) 

春

ども。
オーディオするのと機械いじりは全く別のものだと考えています。
 
機材を買ってきて繋ぐのは金があればできますが、「まともな」機械いじり(自作)はそれなりに知識があり、測定器を持っている方でないと無理でしょう。知識も測定器もない方がネットで拾ったような知識で機材自作or改造して、まともな物ができるのであれば、技術者は要りませんからねぇ。一生電子工学と付き合っていく(であろう)技術者と、ネットが頼りの素人が同じもの作れたら、理系大学に行く人が激減しそうです(笑。
部品の質で製品の価値を決めようとする人もいるようですが、技術者の知識と経験、試行錯誤に金を払いたくないなら全部自分で作れば良いんです。そうすれば、技術者の大変さが分かるから(同時に、自分のレベルの低さも分かります)。それもせず、ただ騒いでるのは......。
 
ちなみに私は、どんなに頑張っても最終的には製品を超えられそうにないもの(ケーブル等)はほとんど作っていません。買ったほうが良いものを、わざわざ自作する必要はないので。
by (2010-04-09 03:24) 

しげ

こんにちわ!
自分はオーディオ自作なんかは全く出来ないのですが(オペアンプ交換とかすらやった事ないし怖いw)、自作自体は非常に好印象だったりします。

あまり良い例えが思い浮かばないので申し訳ないのですが、自分は昔自作PCとかに結構嵌ってました、正直言って市販の上位クラスと比べて、それを凌駕する性能を出せると言った事が出来るわけでもありませんし、コスパも悪いサポートも無い、エアーフローや内部配置、デザインに至るまで、専用に企業で開発されたものに比べればやはり趣味の域と言った感じになってしまいます、パーツ同士の相性や動作報告、単純なスペックを考えてもやはり市販品を買う方が理想的ではあります。

それでもあそこはいらないここは欲しいと言った個人の欲求は間違いなく満たしてくれていましたし、市販では手の届かないパラメーターの割り振りが魅力でもありました、でじゃあその機械いじりの楽しみが建築で同じように感じられるのかと言うとやはり違うんですよね、自分はPCが好きで趣味としている訳です、同じ機能を果たしている以上、市販品との比較もしてしまうし、良いと思って組んだ組み合わせでも相性が悪かったりします、パーツに詳しくなってくると市販品の高品質な部分、手を抜いている部分なんかも分かるようになってきます、大げさにPCで例えると、体感速度は非常に満足できるが、いざ中を見てみると電源周りがおざなりだったりで強制終了や故障が心配だなぁと言った事が分かる感じ。

これもただ機械いじりがしたいだけではなく、やっぱり使う為、目指すスペックにする為に自作する訳でこの辺りは単純に切り離せないところではあると思います、機械いじりをしたいならPCのスペックは追求するなと言った感じになるんですかね、オーディオが好きだから自作を始める、市販だけでない選択肢を自分の力で増やすといった感じで、ある観点から見れば合理的でもあると思いますよ。

自作をして音を作るのもオーディオ、スピーカーの位置やルームチューニングを行うのもオーディオ、機器の組み合わせを模索するのもオーディオと言った感じで、パーツ単位をひとつの機器として捕らえても差し支えない考え方もあると思います、自分でも例えばこのアンプじゃ物足りなかったかななんて考えも出ますし、自作をしない私の現時点の組み合わせが誰から見てもベストと言った形でもありません。

あれiPhoneOS中継見てたらテンションが上がって柄にも無く文章がながくなってki、え~と、何が言いたかったかと言うと、、
…おやすみなさい。 orz
by しげ (2010-04-09 04:23) 

セラミック

春さん、Niceとコメントありがとうございます。

今は、オーディオするっていう定義が人によってかなり違うのでしょうね。
それ自体がおかしいとも言えますが・・・・・・
所詮は趣味、なんて言い方嫌いですけど、人には強要できませんので。

個人にしろ企業にしろ試行錯誤にどれだけの価値を見出すのかは難しいです。
試行錯誤の分だけいい音が鳴らせるのなら苦労はないけど
しないで鳴らせるほど甘くはない。
こればっかりは評価の下しようが分からないです。
by セラミック (2010-04-09 04:43) 

セラミック

しげさん、コメントありがとうございます。
確かにここまでの長文珍しいですね(笑)

言わんとしていることは、何となく伝わってきます。
私はモノづくりや組み立てではそこまでこだわった経験がないのですが
体育会系の部活を延々とやり続けているので
なにかにこだわりを持つことや、1つのことに対して様々なアプローチをかけること
一人一人違う理想を追い求めることなんかは、多少分かると思います。

ですが、そうであっても見るべき場所は1つに出来ると思います。
観念上かもしれませんが、包括的な理想は存在しうると思います。
パーツ1単位も1つの機器として捉えるのかは
やはり個人の音作りによるところが大きくなりすぎるので
個人的には入れたくないのですが、そしたらその他の細かいのは
どうなるんだよ、って話になっちゃいますよね。
むつかしいおはなしです。正直僕にもよく分かりません。おやすみなさい。
by セラミック (2010-04-09 05:04) 

Riever

私が言いたいことはハルさんがほとんど書いてしまっているところなので、あまり言うことはないですね(^^;;
好みの音、と言うのは先天的(耳の形状など身体面からくるもの)であれ後天的(今まで聴いてきた環境要素からくるもの)であれ必ずありますから、そこはそこでちゃんと理解するべきだと思っています。
それ(好み)と音の良さというのは必ずしも一致しないわけで、そこを理解できない人が大勢いるようには感じます。押しつける人・・・たまにいますけどね。

作ったり改造したりするのとオーディオは別だと、私は思っています。作ること自体と出る音で二度美味しいと言いますか、そういう楽しみがあるよ、と。
まあ別でないと言う思想を持っている人は持っている人で構わないのですが、それを押しつけられると・・・ねぇ(爆)
by Riever (2010-04-09 07:15) 

セラミック

Rieverさん、Niceとコメントありがとうございます。

押し付けられることはあまりないですかね。
この趣味やってる人って、どっちかと言えば自己主張が弱い人多いですし。
逆に私が暗黙の了解で交わろうとしていなかったものを
無理やり同じ土俵に持ってこようとしているわけですし
私自身がある種押し付けているのかもしれません、わざとやってますけど(笑

好みの追求をする上で厄介なことは、なんとでも言いようがあることなのですよね。
好きな音があると言うことは二項対立的に嫌いな音がある。
いい音と好みの音とどっち目指してもいいじゃない、という割に
悪い音と嫌いな音とは意外と一致してたりするから難しい。
by セラミック (2010-04-09 12:40) 

セラミック

Mattieuさん、Niceありがとうございます。
by セラミック (2010-04-09 12:47) 

SAKURA

>オーディオって、どうやったら音楽を最高の音で楽しめるかを模索するもの、じゃないのですか?
・その一つの方法に機械いじりがあって何ら不都合はないかと思います。

>また、改造前提の機器をオーディオ機器として売るのもどうなのでしょう。
・商売として見たときに、ニーズのある物を販売するのは悪いこととは思いません。
また、こちらの文頭にて触れられていますが、アンプの改造や自作をする人が増えているので、この手のものが出ても不思議ではないと思います。
といってもあくまで自分は商売という視点から趣味の世界を見つめるのはあまり楽しいものではないと思いますが・・・

>どうして半田ですら音変わるらしいのに一つ一つの部品の音なんて言えるの?
>私は部品でオーディオを語ろうとする人間が好きじゃないです。
・「この部品を使ってるから音が悪い」とかは確かに好きではありませんが、経験上ではこの部品を使うとこういう傾向が出やすいというものはあると思います。
そこまでいちいち否定するのはどうかと思いますし、その様にまとめていくのもまた個人個人のアプローチの違いなのではないでしょうか?
>「なにかにこだわりを持つことや、1つのことに対して様々なアプローチをかけること
一人一人違う理想を追い求めることなんかは、多少分かると思います。」
ということなので理解して頂けるかと思いますが・・・
ただ、「この部品だから音が良い」と押しつけるのには自分も賛成できませんが・・・

>それならなおさら、部品ではなく音で勝負しましょう。
自分は音で勝負するために部品の音について考えるのは悪いことには思いません。
意味のわからない押しつけには賛成できませんが

>それとも市販品のどんなものよりもいい音出すアンプ作れる自信があるのですか?
・この文章の大前提である「理想の音」が定義されるならその音にもっとも近い一機種が市販品の中から定義されてもおかしくないかと思いますが・・・
その一機種が人の好みによって分かれると言うなら、それこそ個人が好みの音を求めてアンプを造る最大の理由になるかと思います。
また、これはちょっと違うかと思いますが、「市販品全て」対「自作品一つ」はちょっと可哀想かとか思ったりw

国語力がない自分が読んだ感じだと、なぜかこの文章では「アンプを造る」=「全員から絶賛される物を造らないといけない。」という風な書き方がさせているように感じます。
もしくは「アンプを造るなら市販されているどの物よりも良い物を造れないのならやる意味は無い。」でしょうか。
そこに賛成ができません。
なんか勘違いっぽいのでそうだったらごめんなさい。

16時間も寝た直後に読んだので良くわからなくなってきました。
そもそも文章にたいする解釈自体があっているのかも不安に・・・
とりあえず自分の意見は
「所詮は好みの問題。好きな音も、聴き方も、アプローチの方法も。
そしてそれらはあくまで個人の趣向であり、他人に干渉されなくてはいけないものではない。」ということでしょうか。
要するに人のことなんてどうでも良いじゃん。ってことで。

てか、この話題に乗り遅れた感がかなりあるんですが、そこは勘弁してくださいw
by SAKURA (2010-04-09 18:45) 

セラミック

SAKURAさん、コメントありがとうございます。

>その一つの方法に機械いじりがあって何ら不都合はないかと思います。
不都合はないと思います。ただ、機械いじりの結果としてオーディオではありますが
オーディオの結果に機械いじりは関係ないと思います。

>商売として見たときに、ニーズのある物を販売するのは悪いこととは思いません。
これはその通りです。私の感情関係なく商売として成り立つなら
出す側に非があることはないです。私の勘違いでした。

>自分は音で勝負するために部品の音について考えるのは悪いことには思いません。
考えるのはもちろん悪い事じゃないと思います。

>「市販品全て」対「自作品一つ」はちょっと可哀想
その可哀想なことをぜひやってもらいたいな―と思ってたり。
実際PHPAではそういう理想に近い製品が全然出ていないんだと思います。
なので不満を感じてそれらを超えるようものを作ってる方はいるのだと思います。
そしてそうした方のことはとても尊敬しております。

>アンプを造るなら市販されているどの物よりも良い物を造れないのならやる意味は無い。
はい、端的にいえばその通りです。
機械いじりor音の変化を楽しむが趣味なら何やってもいいんでしょうけど。
しかし、オーディオでいい音を手に入れようとするなら
市販品以下のものを作ってそこに価値はありますか?
時間と労力とリスク考えても得があるように思えません。
もちろん、市販品超えるつもりで作っていてその過程であるのならば
意味がないことではないと思います。

>要するに人のことなんてどうでも良いじゃん。
趣味なのでそれで結構と言えばそれで結構なのですが
少なくともブログやっちゃってる以上、矛盾しませんかね。
私自身はこうしてコメント頂くことによって考えが深められてますし
誰かにとって私もそうでありたい、と思っています。


私自身わざと読みにくく感情逆撫でするような文章書いちゃってるので
解釈があってるかのような不安はしていただかなくて大丈夫です。
乗り遅れるなんて全然ないですよー
逆に冷静になってから意見いただけてるので勉強になります!
by セラミック (2010-04-09 20:19) 

SAKURA

一つだけ
自分の正直なところは本当に人のことはどうでも良いです。
ブログをやってはいますが、正直自分は世の中の大半の方と感性が違うようなので。
意見を頂いたりする時はとてもうれしいですし、もちろん参考にしますが自分の意見がどう解釈されようが興味は無いです。
なので矛盾だとは思ってませんでしたw
ブログやっててこういう意見な自分の方が異質なんだとは思いますがw

実はこれを書きたかったのですが(忘れてしまいました)、自分はセラミックさんがこういう記事を書こうと思ったきっかけの方が気になりました。
よかったら今度教えてください。
by SAKURA (2010-04-09 20:39) 

セラミック

SAKURAさんがブログを書いてる理由を矛盾と言ってるわけではありません。
表現悪くてすみません。趣味は人それぞれなのは同意だけれども
ブログ使ってこんなこと書いてる私が矛盾しているということを言いたかったのです。
ブログやってる理由はかなり人それぞれなので、異質とかはないと思います。

こういう記事書いたきっかけですか・・・・・・
根本はずっと考えてたことですからねー真空管アンプ手放した頃からかな。
今回書こうと思ったのは、私生活の方でかしこまった文章を書き続けて
たまには荒れた文章書きたくなったから・・・かな。
いい加減な理由でもうしわけないですが。
by セラミック (2010-04-09 21:02) 

SAKURA

荒れた文章書きたくなる衝動に駆られるのはよくわかりますよ。
自分も一時期は別のブログを作ってやろうかと思ってたくらいなのでw
もちろんやってないですよ?笑

あとひとつ思ったのが、
>不都合はないと思います。ただ、機械いじりの結果としてオーディオではありますがオーディオの結果に機械いじりは関係ないと思います。

オーディオの結果=出音だと解釈します。
今の時代機器が関係しないオーディオってあんまりないかなーと
そして今現在出ている機器自体が機械いじりの結果なんじゃないかなーと思ったもので・・・
結局今の時代生演奏以外はほぼすべて機械が関係してると思います
そしてその機器いじりによって色々製品が開発されているんだと思います。

また、確かに出音で考えるというのは大前提ではありますが、
「部品のことも考えない。機械いじり(基盤などの技術的な面)のことも考えない。波形さえよければ良い。」
って商品開発の方が自分は怖いと思います。

逆に部品、基盤、配線など全ての問題において思考停止することなくつきつめ続けることが大切なのではないでしょうか?
もちろんその部品の音に取り付かれるのは良くないですが、企業として商品開発をする人には一個一個の部品の特徴くらいは最低限つかめていてもらわないと自分は不安です。
それができてないなら、要するに行き辺りばったりと同じかと。
なので、自分は部品の音を考えることは必要だと思いますし、実際市販品でもされていることに思います。
要するに自分の意見は、オーディオの結果に機械いじりは関係すると思いますし、市販品でも部品の音は考えられていることが多いので部品の音について考えるのは特に悪いことには思わないということです。

という自分はまだまだ未熟者なんですがね・・・
口だけは一人前で本当に申し訳ないです。
by SAKURA (2010-04-10 00:19) 

セラミック

私は何度か別ブログ作ってはすぐに消してますねw
大抵オーディオ関係ないことではじめて、続ける気が起きなくなるので止めてます。

私のスタンスとしてはあくまで、エンドユーザー、なのだということです。
もちろん市販品、メーカー様には機械いじりはどしどししてほしいです。
ただ例え、機械いじりを一生懸命やりました、で出された市販品が
悲しい音でしたら、そこには悲しい音としか評価は下されないと思います。

企業に機械いじりはやってほしい半面、SAKURAさんが上で指摘くださったように
企業はビジネスで動くものだとも思います。
そう言った観点からしても、企業の機械いじりはビジネスのためであり
その成功のためにユーザーの好みの音・作りに応じたり
理想の音追求の手伝いをしたり、するのだと思います。
企業としては安く作れて高く売れれば、それに越したことはないと思います。
それこそ行き当たりばったりでビジネス続けられるなら十分でしょう。
だけど消費者も馬鹿じゃなく競争もあるから
機械いじりするし音にもこだわろうとするものだと思います。
それに対して個人の自作は別次元にあると思います。

お金がかかっている分、試行錯誤の経験や知識は企業が上手になりやすい。
その反面、ビジネスだから利益のために出音の妥協は否定できない。
一方、個人の自作は失礼ながら企業に比べれば、大半が素人の知識と経験。
だけど趣味だから、やろうとしていることへの純度も高くできる。
どちらが正しいとかいいとかはないレベルだと思います。
それをエンドユーザーが判断するのは出音としか言いようがない。
というのが私の意見です。

要するに、企業と個人とでは同じ機械いじりだとしても目的は違う。
目的が違うものの判断基準は出音としか言えない。ということです。

私なんて口すら半人前なのに出しゃばってますよ~アハハハハ
・・・・・・・・・自重します。
by セラミック (2010-04-10 01:30) 

セラミック

お米2号さん、Niceありがとうございます。
by セラミック (2010-04-10 01:33) 

セラミック

白吉さん、はじめまして。Niceありがとうございます。
by セラミック (2010-04-12 19:26) 

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