第二回DAコンバーター試聴会の感想とか [感想]
ちなみにナンバリングは勝手に行っております。
参加メーカーや詳細はこちらから。
いつものごとく、好き勝手書きます。
今回、ValveX-SEが共通の試聴機として置かれてましたが、一切使っておりません。
DACの名前のみ書かれているところは、DACのジャックで聞きました。
ヘッドホンは一か所を除きW5000を使用しました。
・LAVRY DA11
力感はなく、線が細いが、全体的に素直でバランスのとれた音。
この価格帯の複合機ではいいのではないだろうか。
操作性はやや疑問が残りそうだが。
・CAPRICE
どうですかとヘッドホン(SA3000?)を渡されたので試聴。384kHz対応になったそうな。
正直音源よくわからないしヘッドホンもあれだし、何がいいのがわからない。
基本的な傾向は過去機種と変わらず。
・AGARA AGH-1000
何だか変な音が聞こえる。
今まで聞こえなかった音が聞こえるとかじゃなくて、ガサゴソとした感じ。
音は硬めで鮮烈、あまり伸びの良くない高域が刺さって分離している。
ボーカルは実体感がない。低域も沈まない。情報量はそこそこあった。
・TEAC HA-501
伸びの良くないドンシャリ。厚みがあって情報量はそれなり。やや刺さる。
情報量とかは上流(エソテリックのK-07)の傾向が出てそうな気がしないでもない。
・Cute HD→Linear SE
旧モデル(アンプ)に比べると厚みが出たように感じる。
淡々としているのは相変わらずか。
上流がいまいち力足りずで、空間内に音がスカスカだったように思う。
・QBD78→Linear SE
上の環境に比べると情報量が増す。
当然と言えば当然だが傾向は似ている。
・Antelope Eclipse384
音数多くて滑らかで聞きやすい音、相も変わらずアンプ部がいまいちっぽい。
が、それでもここまでの音が出るのならほかのアンプに繋がったらどうなるかと思う。
そしてRubicon聞きたい。
・ Nmode X-HA10(ここのみHE-6を使用)
良くも悪くもX-HA1の音から進化した感じ。
駆動力や密度、速度感と言ったところは進化している。
HE-6でここまでしっかりと鳴らせるのは珍しい。
逆に低域・高域はいまいち。
低域は甘く、ぼやけているように感じたし、高域は伸びずにうるさい。
また全体的に音が硬すぎてサ行がきつかった。
・JEFF ROLAND D.G AERIS DAC→EAR HP-4
全体的にもう一歩足りない。
柔らかめで情報量がそこそこ、レンジもそこそこ。
以上、機器の感想となります。
今回は硬くてうるさいのとぼやけて甘いのと二つに分かれるような構成が多かったです。
DACとしてはDA11、Eclipse384がよかったのではないでしょうか。
言いたくはないですが、アンプがあれでは聞き比べる意欲がわきませんでした。
100万超のDACに繋がれているのはシュールでしたけど。
また、個人的にどうかなと思うことがあったので。
・長時間の試聴は後ろに並ぶものとしてはうれしくないですが、でも気持ちはわかります。
・試聴後ブースの人と話すのは否定しませんが、せめて後ろを確認したり横にずれてください。
・試聴後イスに座ったままカタログ読みだすのは、、、帰ってやれ。
もうちょっとまわり見ましょう。
以上、試聴会の感想となります。
聞かなかったものもありますが、普段聞けないようなDACが色々とあったのは魅力的でした。
このような機会を設けてくださったフジヤエービック様ならびにスタッフ様
並びに諸メーカー・諸代理店の皆様、大変ありがとうございました。
お米2号さん、niceありがとうございます。
by セラミック (2012-09-02 13:21)