続・独りヘッドホン祭り

勝手に続いておりました。

先日、時間が少々あったので秋葉原に行ってまいりました。
目的はDT660の試聴。
試聴盤としてはバンブーブレードO.S.T2を使用しました。
いざ、試聴してみると………






う～ん、微妙かも。
管楽器は悪くないのですが、打楽器や弦楽器は不満が残ります。
やはり低音が物足りないのでしょうか。しかしシンバルもそこまでよくはなかったです。
あっさりと爽やかだと言われればそうだと言えるでしょうが、
自分はMS-2を買ったばかりなのでそこまで必要性はないかなと。
打ち込みを無理に明るくしないで聴きたい時にはいいのかもしれません。





比較にはDT880PROを使用していたのですが、ふと疑問が…………




こんなに弦楽器が心地よかったっけ？




集中のために閉じていた目をゆっくりと開け、
おそるおそるケーブルの先を見つめてみますと、
そこにおわしますはP-1様ではないでしょうか。

いえ、分かってはいたんです。ただどうしようもなさが込み上げてきました。
同価格帯であろうBCLよりは好みでした。
DAC1とは方向性が違く、個性が強いのが魅力的ですね。
残念ながらiVHA-1が繋がってなかったので比較はできませんでしたが、
興味深かったです。



さらについでで、DT770PROも試聴したのですが、
高音がやや大人し目で、密閉型の性質も相まってか低音より出したね。
…………使い分けはできそうですね。





と主だった視聴はここまでで、あとはスパイダーシートでも買って帰ろう
と思ったのですが、置いてないらしく、適当に店内を巡っていると、
とある品物に目を奪われてしまいました。
そしてふと今年の抱負を思い出しました。

第一目標：多少の冒険的購入








KOSS KEB/79です。



今となってはそこまでの冒険的購入ではありませんが、
当時、たぬきさんから頂いたコメントを思い出し、購入しちゃいました。
理由としてもCX300同様ノリがよく、かつさらに良さ気なのが欲しかったから。
何気に初めての1万越えのイヤホンです。





御覧のように怪しげな膨らみがありますが、ミュートスイッチだそうです。
上の方を押すと左側が、下の方を押すと右側が、真ん中を押すと両方の音が消えます。
消えると言っても完全に消えるわけではなく若干は流れたままです。

正直、そこまで使い道がないと思うんですが………どうなんでしょう？

ちなみにケーブルがかなり短いです。胸ポケットでもきつめなくらい。
延長ケーブルもありますが、結合部分が重めで扱いにくいです。




肝心の音の印象ですが、どこをどう考えても低音より。
高音は量はそこまでなものの、やや刺激的な音で目立つ。
分離感が多少はあるため、低音よりではあるが全体的に混濁はしていない。
ちょうど試聴してきたばかりだが、DT770PROをさらに低音よりにして
音を全体的に太めにしたような印象だろうか。
もちろん分離感や音場は全然違うけど………


まぁ、大体は期待通りといったところ。ただ、個人的な問題が発生………







どうやら初期不良。
ミュートスイッチの辺りの接触が悪いせいか、音がたまにおかしくなります。
ただでさえ必要性がない機能が邪魔をするという狂おしさ。
明日にでも電話しましょうか。




さて、そんなこんなで続・独りヘッドホン祭りでしたっと。

コメント 2

KOSSはこの子よりもKSC75の方が･･･（爆
あ、でも用なしになるならこっちでもありかな。
ミュートスイッチ部分は多分、ケーブルがほぼむき出し状態なのでしょうね。
だから私としてもあまりすきではないのですが･･･。

by spin＠片桐凛 (2008-04-30 12:08) 

spinさん、Niceとコメントありがとうございます。

欲しかったのがイヤホンだったので……耳かけは苦手です^_^;
DAC1といいKEB/79といい、アメリカ製品にはあまりいい印象がないです。
by セラミック (2008-05-03 22:48)