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第33回マラソン試聴会第一幕二日目の感想 [感想]

タイトルの通り、ダイナミックオーディオ主催の
第33回マラソン試聴会第一幕二日目に行ってきました。









会場に到着したのは3時少し前くらいで
聞けたのは厚木さんのものと川俣さんのものだけとなりました。
もう少し早く行っていればDD66000を聞けたかと思うと少しもったいなかったです。

当日の進行や機器についてはこちらをご覧になってください。
会場の様子はこちらからどうぞ。




それで感想を述べていきたいのですが、いくつか注意事項のようなものを。

・機器の接続状況は出来る限りメモしたつもりですが、間違いがあるかもしれません。
・セラミックはハイエンドスピーカーの音にほとんど馴染んでおりません。
・スピーカーをはじめアンプもプレイヤーも初めて聞くものばかりです。
・音源も知っている曲はほとんどなく、曲の好みで判断が変わる可能性も高いです。


ですので、持てる感性をフル稼働させて聞いていましたが
まったく違うように感じた方もいるかと思います。
それはそれで勉強になりますので、ご意見など頂けたら幸いです。



まず、厚木さんが担当されたいた時のことを。
この時は会場の椅子の後ろのところ、中央の辺りで聞いていました。

・No-512→VIOLA(CADENZA・FORTE)→B&W801D、アリアBWV1068
801Dの見た目から、力強く濃厚な音を予想していたけれど
実際にはかなり繊細で、それでいてまろやかな音。

・No-512→Mark Levinson(No326s・No532)→TAD-CR1、Allegro molto Andantino
高密度でエネルギッシュな音、レンジ感も良好と思われるけれど
低めの音が少々ブーミー気味で処理しきれてない感が少々感じられる。

・LP12→Mark Levinson→801D、Concert for Violin第1楽(Kyung-Wha Chung)
当初、801Dで感じたようなまろやかさがあまり感じられない。

・LP12→VIOLA→TAD-CR1、Solitude(Duke Ellington)
最初の組み合わせだと801Dと比べて味気ない様な感じだったが、活き活きして聞こえてきた。
アンプの影響なのだろうか。

・KLIMAX DS→VIOLA(CADENZA)→TAD-M600(?)→TAD-CR1
 、Sheherazade(Valery Gergiev)
どちらかといえばMark Levinsonを組み合わせた時の音に近い印象。
ブーミー感が緩和され、より力強く感じる。

・KLIMAX DS→Mclntosh(C46・MC2301)→801D、Time After Time(Miles Davis)
この日聞いた中で最も感動した組み合わせ。曲の好みが強く影響している気もするけれど。
CR1に比べるとやはりサイズの差か、スケール感があり、それでいて定位も良好。
トランペットも鋭さと共に優しさや艶があり、低域も量自体は多くないけれど、包容力があり、きつさがない。


好みでいえば圧倒的に801Dでした。
CR1はロックをガツンと鳴らすにはかなりよさそうな気がしました。






次に川俣さん。
こちらは中央よりやや左前の椅子に座って聞きました。

前半の時間は遊びを交えた試聴会という感じで
こちらのコンピレーションCD(ネタばれ?)を使い
VIVID Audio G1 GIYA
Avantgared DUO OMEGA G2
Kiso Acoustic HB-1
の3つのスピーカーのどれから音が鳴っていて、なんのコンピレーションかを当てる
というクイズ形式でした。
ちなみに自分は10曲中5曲正解でCDについてはCM曲とまでは分かったものの
それ以上は分からなかった、という感じでした。

後半はHB-1、G2、G1の順で説明を加えながら鳴らしていったようですが
自分は用事があり、G2でオーケストラを流している途中で退場しました。
ですので残念ながらどのアンプとスピーカーがつないであったかは分かりません。
なのでとりあえずはスピーカーの感想を。

G1 GIYA
今回あまり聞くことができなかったので、詳しくは述べません。
が、スケール感・定位感・レンジ感どれをとってもこの日聞いたスピーカーの中で最高峰で
自然と耳に入ってくる印象。


DUO OMEGA G2
力強さがかなりあり、高域の応答性が良く感じられた。反面、音像が大きめ。
オーケストラを楽しく聞くには良さそうだが、小編成ものには向かなそう。


HB-1
今回最も楽しみにしていたスピーカー。
実際に持ってみよう・叩いてみようという企画があり
鳴らしているものとは別のHB-1を会場内で回していた。
重さは4.5Kgとのこと。大きさは家にある11Lよりも二回りほど小さい。
しかしかなり堅牢そうな作り。
叩いてみると、木材の部分はどこでも同じように軽く明るい音がした。
試しに11Lを軽く叩くが場所によって全然違う音がした。
このことがどのような影響を与えているかは分からないけれど
構造がコンセプトの段階からだいぶ違うのだということは強く感じられる。

さて実際の音は、サイズからは考えられないようなスケール感があり
同時に音像はサイズの利点が活かされているような印象。
さすがに低音はそこまで豊かであるとは言えないが、高音はかなりきらびやか。
全体的にリアリティが高く、スピード感も感じられるけれど
味わい深さに欠け、淡々と鳴っているような印象も受ける。






こんな感じでしょうか。
普段聞きなれない環境・聞き方での感想を書くというのは難しいですね。
次回はヘッドホン祭。こちらはもっとしっかりとした文章にしたいものです。


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コメント 4

お米2号

どれも凄まじい構成ですね。金額は知らないことにしておきます(笑)
ただ良い音ではあっても好きな音かはわからない、と考えるとオーディオという趣味は難しいですね。
by お米2号 (2009-10-27 21:31) 

つきじ

たぶん凄い高いんだろうな・・・
スピーカーはどうにも敷居が高くて手が出せません
基本音楽聴くのが夜ですからヘッドホンの方が使いやすいんですよね
後は色々集められますし
by つきじ (2009-10-27 22:05) 

セラミック

お米2号さん、Niceとコメントありがとうございます。

たとえ良くて好きな音であったとしても家で再現できるかが分からないですよね~
ヘッドホンでもそういうところがなくもないですが、スピーカーだとなおさら。
あと個人的には好きな音だけど良い音か分からないということの方が多いですw
by セラミック (2009-10-28 21:56) 

セラミック

つきじさん、コメントありがとうございます。

一つ一つの機器が乗用車程度ですからねぇ
スピーカーはヘッドホンの勉強にもなるところがありますし
そこまでこだわらないものでもあると面白いと思いますよ~
やる気になれば色々集められますし。

by セラミック (2009-10-28 22:01) 

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